2004年09月08日

SCRAMBLE!

というわけで緊急出動して参った。

夕方、今夜の御ビール様の御つまみが気になりだした頃、
母方の両親の家が、立て続けの台風のために半壊して近所に迷惑をかけているという電話が。
両親の家といっても、祖父は10年以上前に亡くなっているし、祖母ももう長い事入院している。
誰も住んでいない家は、本当にもろくなっちゃうんだね。

出動したのはいいものの、
屋根が剥げ落ちて、道路をふさいでいる
という状況だけを聞いていたから実際どんなものかは全く知らなかった。
ある程度は覚悟していたけど、まさかあんなに酷い状況とは思いも寄らなかった。

10年ぶりに行ったおばあちゃんの家は、
窓がいくつも割れて中がむきだしになり、
屋根が剥げて隣りの家にかぶさって、正体不明の電線のようなものがピョコピョコと飛び出していた。
家の中は、遠い記憶の面影は全く留めてなくて、
畳が落ちこんで、金具でカンカン音を立てて遊んでいたタンスは床が抜けて今にも倒れそうになってた。
形容するなら、日本昔話に出てくる廃屋みたいな感じ。

家にゆかりのある人間が大勢集まって、とりあえず応急処置だけしてたのだけど、
少し抜け出して、どうしても見たかった、近所の川に行ってきた。
小さい頃、へんな釣具で釣りの真似事したり、紙で作った船を流して追いかけてたその川は、
懐中電灯の光だけが頼りだったからあまりよく見えなかったけど、
いつも、ぼーっとメダカを眺めて居た場所から川を照らすと、
ちゃんとメダカは居た。
家の荒みぶりと対照的で、なんだか哀しくなった。

暗くて、補修どころじゃなかったのと、時間が遅かったので、
とりあえず迷惑はかからないように、という程度まで片付けて、
また日曜日の日中にでもやろうという事になった。

こうなる前にもう一度、目に焼き付けておきたかったな。
おじいちゃんが作ってくれた竹とんぼは、今でも、高く高く飛ぶんだけどね。
彼の免許証は俺がこっそり持っているのは、内緒です。
posted by tomo at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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